衆院選を前に自民党の河野太郎広報本部長は13日、県内各地を回り国政与党の予定候補者を激励した。「沖縄発展のため、政権与党(候補者)を国政に送り出し、国政とのパイプを作ってほしい」と呼び掛けた。
河野氏は朝から沖縄本島にある与党関係者の陣営を訪問し、浦添市、沖縄市で登壇。マイクを握った。「公明の皆さんも含めて、沖縄のために働く優秀な人材が多くいる。沖縄を発展させ振興させる」と訴えた。
沖縄振興について「役立った部分に予算を配分し、そうでないなら予算を組み替える」と主張。観光産業は「コロナを抑え込むことで再開できる」と述べ、PCR・抗原両検査の推進を掲げた。「飛行機に乗る場合、全員が検査を受けると沖縄側も安心して受け入れられる。離島でも安心して観光を再開できる」と述べた。
ワクチンに関しては、年内にも医療関係者への3回目接種がスタートし、来年早々に高齢者への3回目接種も始まると予想した。
河野氏は前沖縄担当相を務めた。