第十一管区海上保安本部によると、20日午前10時過ぎ、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入。約1時間半後の午前11時37分ごろから領海外側の接続水域に出た。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは9月19日以来で、今年36日目。
4隻は「海警2301」「海警2302」「海警6304」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」。この日、尖閣周辺で日本漁船は操業していなかった。
4隻は午後3時現在、2隻ずつに分かれて尖閣周辺を航行している。海保の巡視船が中国艦船に再び領海侵入しないよう警告し、監視を続けている。