一般社団法人八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)は5日、県外在住者を対象に「八重山民謡を習得して八重山とつながろう」をテーマにした6泊7日のモニターツアー参加者を公募する、と発表した。八重山各地を訪れながら、プロの歌手に三線を学ぶ旅になる。
モニターツアーは日本トランスオーシャン航空(JTA)が事業主体となり、JALJTAサービスが主催、YVBが企画した。新たな沖縄観光サービスの創出に向けた内閣府の事業で旅費の8割が補助される。
モニターツアーは11月27日~12月3日(申し込み締め切り11月12日)と12月14日~20日(同11月30日)の2回開催予定。募集人員はそれぞれ6人程度となっている。
石垣島、西表島、竹富島を回り、滞在中は八重山の旬の食材を堪能できる。三線の講師は歌手のミヤギマモルさん、金城弘美さんが務める。
主な客層として想定しているのは50代以降のシルバー層だという。主催者側は「観光を量から質に転換する一つのきっかけになれば」と期待している。
ツアー料金は1人1室7万7300円、2人1室5万9580円。現時点で既に十数人の応募があり、今後、ツアーへの思いなどを聞いた上で選抜する。
モニターツアーの結果を踏まえ、来年度に正式商品として発売する。
モニターツアーの申し込み先はhttps://infinity―yaeyama・okinawa/sanshin―tour/