第57回石垣島まつり2021(主催・同実行委員会)が6日、石垣市内で開催された。恒例の凧あげのほか、ことしは石垣市のシンボルとして、祭りの会場にもなっていた石垣市役所が移転のため、現庁舎にプロジェクターで映像を投影する屋外プロジェクション企画も行われた。昨年に続き、市民大パレードや新栄公園でのステージイベントなどは新型コロナウイルスの影響で実施されず、石垣市出身の3人組バンド・BEGINのうたの日コンサートとコラボしたオンライン生配信も行われ、石垣島から元気を発信した。
屋外プロジェクションは現庁舎の壁面に約45㍍のスクリーンを設置。市第二駐車場を観覧席として、暗くなり始めた午後6時半から開始し、多くの家族連れや観光客が訪れ、上映を楽しんだ。
島の風景や祭事を紹介するコンテンツや、島の人へのインタビューでこれからやりたいことや特別な人へのメッセージなど「LOVE石垣島」の声を発信。映像美が映えるマジカルアクアミュージアムやデジタル花火も上映された。
「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2021イン石垣島」ではBEGINのほか、金城弘美、MeliARAKI、ATHE DANGANEEDSが出演。BEGINは「海の声」「三線の花」「涙そうそう」「島人ぬ宝」などを披露した。会場にはBEGINの比嘉さんの提案で地元高校3年生が招待された。
生配信はBEGINのユーチューブチャンネル「BEGINch」とFMいしがきサンサンラジオで生中継された。
7日は午後6時半から屋外プロジェクションが放映され、午後8時半から琉球國まつり太鼓、デジタル花火とコラボした花火の打ち上げも行われる。