【視点】感染改善 経済再開の絶好機に

 全国の新型コロナウイルス感染が急速に下火になっており、沖縄も改善が著しい。検査での陰性証明やワクチン2回接種証明を活用しながら、経済を本格的に再開させるべき時期が到来しつつある。
 緊急事態宣言の解除後、八重山でも市街地などで観光客の姿が目立つようになってきた。長期の休業要請や営業時間短縮要請に苦しんだ飲食店も、時間帯によっては満員の盛況ぶりだ。沖縄観光や離島観光の人気は根強く、観光は今後も回復基調で推移しそうだ。
 政府は30兆円超の大型経済対策を計画しており、年内の臨時国会で補正予算案の可決を目指す。観光を基幹産業とする沖縄では特に「GOTОトラベル」再開への期待が大きい。
 沖縄県も、県民の県内旅行を助成する「おきなわ彩発見」を15日から段階的に再開すると発表した。1人1泊5千円を上限に旅行代金の5割を割り引くキャンペーンで、まず同一の島の旅行限定で再開し、25日からは島をまたぐ旅行も助成対象とする。

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