みなとの夕べ2021(主催・みなと通り会)が18日、離島桟橋特設会場で開かれ、マーケットや船上ライブなど多くの市民がイベントを楽しんだ。少しでも明るい気持ちになってもらおうと、夜には花火も打ち上げられた。
例年、7月の海の日の海の恩恵に感謝する日として、石垣市建設部港湾課・石垣港湾事務所・石垣海上保安部・みなと通り会や関係団体などの共催で「港まつり」としてイベントを開催していた。
昨年と今年7月は新型コロナウイルスの影響で中止になったが、今回、みなと通り会が石垣市の港のPRと活性化を図る目的で企画した。
午前11時からは出店やキッチンカーが並び、イーシェア石垣による電動バイク「世界自然遺産号」のお披露目式も行われた。無料試乗会も開催され、竹富町のキャラクター「ピカリャ~」も登場して写真撮影などに応じた。
午後4時からは安栄観光のEV船「VIBES ONE」号の船上ライブとして、八重山高校郷土芸能部、同校カラーガード部、KI―HAT、平田なぎさ、池田卓、ミヤギマモル氏らのライブやパフォーマンスで盛り上がった。
遊覧船の抽選会もあり、当選した70人は湾内を航行し、船上で打ち上げ花火を堪能した。
代表事業者の安栄観光・森田安高代表は「2年ぶりにみなと通り会が主体となって港の夕べを開催した。時間の許す限り楽しんでほしい」と呼び掛けた。
イベントではコロナ対策としてマスクの着用・入場時の体温測定や手指の消毒などの措置が取られた。