50歳以上は「交差接種」に 市、モデルナ製を使用 若年層はファイザー製 コロナ集団接種

石垣市の新型コロナワクチン3回目集団接種では、50歳以上にモデルナ製を使用する(写真は2021年5月の1回目集団接種)
石垣市の新型コロナワクチン3回目集団接種では、50歳以上にモデルナ製を使用する(写真は2021年5月の1回目集団接種)

石垣市が来年2月ごろ開始する新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種で、50歳以上に米モデルナ製を使用する方針であることが23日までに分かった。1、2回目と異なるワクチンを3回目に使う「交差接種」となる。国は「交差接種」を安全としており、市は国の判断に沿って、可能な限り早期に接種を実施したい考え。49歳以下の若年層に対しては、独自の判断で従来通りファイザー製を使用する方針だ。
市は1、2回目の接種で米ファイザー製を使用した。だが国のファイザー製在庫が一時的に不足する可能性があり、3回目接種で市に配送されるワクチンはモデルナ製に変更される見通し。市もこれを認める。
厚生労働省は「交差接種」を容認している。堀内詔子ワクチン接種推進担当相は21日の記者会見で「安全面で許容されている」と述べた。
ただ、モデルナ製に関しては使用した若い男性が心筋炎などを発症するケースが報告されている。中山義隆市長は取材に対し「若い人にモデルナ製を打つと、接種を控える人が出て接種率が下がる恐れがある。49歳以下は1、2回目と同じファイザー製を使う」と説明した。
市によると、49歳以下の接種対象者が約1万3300人なのに対し、市には約1万5000人分のファイザー製の在庫があるという。
市は現在、施設に入所している高齢者などを対象に巡回接種を行っている。ワクチンはファイザー製の在庫を使用している。
国は2回目と3回目の接種間隔を8カ月と定めているが、施設入所者以外の高齢者に関しては7カ月に短縮した。これを受け、市は一般の高齢者を対象にした接種について1月12日接種券発送、同18日予約開始、2月1日から28日まで3回目接種を実施するスケジュールを立てた。
64歳以下の3回目接種は国の基準通り、2回目接種から8か月後を目安とする。50歳~64歳を対象にした3回目接種は3月30日~4月12日、49歳以下の3回目接種は4月12日~30日に実施する予定。
ただ、市は国に対し2回目から6カ月間隔での接種を認めるよう求めており、国の対応によって接種スケジュールは前倒しされる可能性がある。
3回目接種も1、2回目と同様、予約はインターネットとコールセンターで受け付け、集団接種の会場は市総合体育館となる。市は3回目接種に向け、八重山地区医師会などに協力を要請した。

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