23日午後7時過ぎ、石垣島の上空で彗星のように輝く物体が目撃された。南ぬ浜町緑地公園で目撃した住民によると、海のほうから明るい光が上がってゆっくり飛び、2~3分で「スーッと消えていった」という。
石垣島天文台施設管理者で、特任研究員の花山秀和さんによると、同日午後7時12分、中国海南島の文昌衛星発射場からロケット「長征7号」が打ち上げられた。石垣島で目撃された物体が中国のロケットである可能性について、花山さんは「情報が少なく、断定的なことは言えない」と話している。
輝く物体は海外でも目撃されているという。