南の島の星まつり始まる 無観客オンラインで開催

南の島の星まつり2021が無観客オンラインで開かれた=29日、石垣市民会館大ホール

 南の島の星まつり2021(主催・同実行委員会)が29日、石垣市民会館で始まり、1日目は星まつりライブ、石垣島の星空と星文化講座を無観客オンラインで行った。

 星まつりは石垣島の素晴らしい星文化とエンターテイメントを発信する場として、ことしで20回目。石垣島から星空を観光資源として発信し、観光客だけでなく、島に住む石垣市民にも星空を身近に感じることを目的に毎年開催されている。例年は旧暦の7月7日ごろに開催しているが、冬場の時期の開催は初めて。
 ライブでは八重山商工高校に在学する現役高校生バンド「天藤虫(てんとうむし)」、石垣よしゆきさん、ピアチューレ、金城弘美さん、きいやま商店がライブ演奏を披露した。
 実行委員長の中山義隆石垣市長は「夏だけでなく、冬も星空の魅力がたくさんある。石垣島の星空、星文化、音楽をお楽しみいただければ」ととあいさつ。
 国立天文台を代表して天文情報センター長の山岡均准教授は「天文情報センターでは石垣島天文台を拠点にさまざまな宇宙の楽しさ、面白さを伝えていく」とPRした。
 オンライン中継では約350人~450人が視聴し、コメント欄には「石垣島の素敵な夜空を想像しています」「石垣島に行きたい!」などの投稿が寄せられた。
 NPO法人八重山星野会の通事安夫氏による「石垣島の星空と星文化講座」も行われた。
 同イベントは有観客での開催が予定されていたが、石垣市内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、前日に急きょ有観客を取りやめ、オンラインに切り替えた。イベントの様子はアーカイブとしても視聴することができる。
 30日は、午後2時から同会場で星まつり講演会が有観客で開催される。

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