2候補ラストスパート きょう支持者集め打ち上げ 石垣市長選

 石垣市長選はあす27日投開票される。新人で市議の砥板芳行氏(52)、現職で4期目を目指す中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=はラストスパートに入った。両陣営は26日夕、それぞれ支持者を集めて打ち上げ式を開き、必勝を期して気勢を上げる。

 打ち上げ式は砥板陣営が選対事務所前で、中山陣営が平得交差点で開催する予定。両候補や応援の弁士が最後の訴えで支持拡大を求める。
 両陣営は確実な集票に向け期日前投票を重視しており、期日前投票者数は前回2018年市長選に比べ増加傾向にある。選挙戦は最終盤に突入し、両陣営とも浮動票獲得に向け、街宣活動や電話作戦などを展開している。
 コロナ禍で告示前の活動は制限された。両陣営とも総決起大会を開いたものの、入場を制限したり、従来より小規模の会場を選ぶなど、支持者の最大動員を図ることができなかった。
 告示日に「まん延防止等重点措置」が解除されたが、候補者は団体・企業へのあいさつ回りや懇談会でもマスクを外せず、支持者とのコミュニケーションは握手ではなくグータッチを余儀なくされている。
 砥板陣営は、三つどもえになった前回市長選で中山氏の対抗馬2人が獲得した総得票数の1万4000票台を目標に掲げる。中山陣営は自公の組織票をベースに、1万6000票~7000票台の獲得を呼び掛ける。
 著名な応援弁士も続々来島した。これまでに、砥板陣営には伊波洋一参院議員、高良鉄美参院議員、赤嶺政賢衆院議員、石垣市出身で、内原英郎元市長の娘である比嘉京子県議らが入った。
 中山陣営には自民党沖縄振興調査会会長の小渕優子衆院議員、同党広報本部長の河野太郎衆院議員、青山繁晴参院議員、仲井真弘多元知事らが駆け付けた。

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