施設3.5倍、搭乗橋新設 増改築工事ほぼ完了 コロナ禍で当面運用なし 国際線ターミナル

増改築工事がほぼ完了した国際線ターミナルビル=11日午後、新石垣空港

 石垣空港ターミナル株式会社(大浜達也代表取締役社長)が国、県の支援を受けて進めてきた国際線ターミナルビルの増改築工事がほぼ完了し、19日に竣工式が開かれる。施設面積は従来の約3・5倍に拡張され、2カ所のボーディングブリッジ(搭乗橋)が新設されるなど、利便性が向上する。ただ新型コロナウイルス禍の中、国際便就航のめどが立っておらず、工事完了後も当面、本格的な運用開始の予定はない。

 同社によると増改築後の国際線ターミナルは2階建て、延べ床面積4597・47平方㍍で、従来の約1300平方㍍から大きく拡張され、手狭さが解消された。
 これまでは100人席程度の機材に対応する施設だったが、拡張によって270人席程度の中型機就航にも対応可能となる。旅客待合室はピーク時、搭乗率85%相当の230人の使用を想定する。
 従来は搭乗の際、乗客が歩いて旅客機まで移動していたが、ボーディングブリッジの新設で、ターミナルから直接搭乗できるようになった。
 2階の搭乗待合室と1階のチェックインカウンター付近には店舗区域を設けており、出店が可能。1階は国内線ターミナルビルと連結されているため、1階の店舗は国内線の搭乗者なども利用可能という。
 建物は35億9800万円(税抜き)で発注したが、事業費の総額はまだ確定していない。2020年8月に起工式を行っていた。
 新石垣空港ではコロナ禍前まで台湾、香港から定期便が就航し、韓国からのチャーター便も到着したことがあった。同社の担当者は「今まで手狭で、利用者やエアラインに不便な思いをさせていたが、それが抜本的に解消されて快適な施設になる。大型機材にも対応できるため、台湾や香港以外からの誘客も期待できる」と話した。
 コロナ禍のため、竣工式は少人数の関係者のみで30分程度の式典とする予定。

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