サンニ産業が最優秀賞 平均価格、連休にらみ過去最高 最高等級13頭 枝肉共励会

 第34回JA石垣牛肥育部会枝肉共励会が22日、八重山食肉センターで行われた。出品牛17頭の中から最優秀賞に(有)サンニ産業(石垣進代表)=登野城=の黒毛去勢が選ばれた。出品牛のうち、A5等級が13頭で過去最高を記録。販売単価はすべての牛が3千円以上をつけるのは初めてで、平均価格は3516円でこれまでの記録を更新した。

 セリの結果、最優秀賞の枝肉は1㌔当たりの販売単価が3700円、販売額は2260万700円となった。優秀賞には株式会社とー家ファーム司(多宇司代表)=久宇良=、優良賞にはJAおきなわ八重山肥育センター(山元孝センター長)=白保=がそれぞれ選ばれた。
 出品されたのは黒毛雌4頭、黒毛去勢13頭で、全てが4等級以上の上物率100%。このうち霜降りの度合いを示す牛脂肪交雑基準(BMS)の最高値12は4頭あった。
 最優秀賞の枝肉は重量611・0㌔、ロース面積85平方㌢、バラの厚さ10・3㌢、皮下脂肪2・3㌢、歩留基準値77・6%、BMSは12だった。
 サンニ産業の購買担当の石垣めぐみさんは「ストレスなく600㌔も大きく育ち、久々の高値でうれしく思う。地元の方もそうだが観光客にも是非食べていただきたい」と笑顔を見せた。
 出品牛の平均枝肉重量は493・1㌔、ロース面積68・1平方㌢、バラの厚さ8・2㌢、皮下脂肪2・7㌢、歩留まり基準値75・1%、BMSは9・5だった。
 販売総額は2953万8720円で、一頭当たりの平均価格は173万7572円、1㌔当たりの平均単価は3516円となった。
 JA石垣牛肥育部会の仲大盛吉幸部会長はセリを終え、「今回は特別に物が良い。17頭すべての評価が高く、これだけ高いセリは過去にない」と強調。
 「全頭数3000円越えは初めてで、A5等級が13頭も初めて。中身が良いのはエサの統一化、牛の改良が進んでいるのが要因」と分析した。観光需要の戻りや翌週のセリがないことから、大型連休前に在庫を確保する動きもあったと予想される。
 セリ前のセレモニーで公益社団法人・日本食肉格付協会九州支所の鳥淵賢二郎支所長が講評を述べ、JAおきなわ八重山地区本部の普天間朝重(代読・石垣信治本部長)のあいさつや中山義隆石垣市長(代読・棚原長武農林水産商工部長)の祝辞も述べられた。

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