14日午前10時半ごろから、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入した。4隻は午前11時55分ごろから、領海外側の接続水域に出た。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは10日以来で、今年8日目。第11管区海上保安本部(那覇)によると、付近に日本の船舶は確認されていない。
4隻は、機関砲のようなものを搭載した「海警1303」「海警1302」「海警1401」「海警1301」。領海から出るよう巡視船が警告した。接続水域を含め、尖閣周辺で中国公船が確認されるのは29日連続。