石垣島凧(たこ)あげ大会実行委員会(中山義隆会長)の2022年度総会が23日、石垣市役所庁議室で開かれ、今年は同大会を6月26日に南ぬ島町人工ビーチで開催することが決まった。コロナ禍での2度の中止をはさみ、3年ぶりの開催となる。
総会ではこのほか、大会の前夜祭と、6月23日から同26日まで日本と世界の珍しい凧を展示する「たかが凧、されど凧」展の開催が承認された。
前夜祭は6月25日午後6時半から「あじ彩」で、凧展は6月23日から26日まで、市民会館展示ホールでそれぞれ行われる。
中山会長は「凧あげ大会は、八重山の凧文化を発信し、凧の魅力を語り合う貴重な機会。市の経済のV字回復に向け、取り組みを進める」と強調。今回で20回目を迎える同大会の成功に意欲を示した。
また、大会の再開にあたり、江戸川凧愛好会(東京)の蒲倉一郎会長から中山会長ほか会員あてに特製凧のプレゼントがあった。