第十一管区海上保安本部によると、2日午前10時42分から同58分ごろにかけ、石垣市の尖閣諸島魚釣島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入。午後零時13分ごろから同30分ごろまでに魚釣島周辺の領海外側にある接続水域に出た。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは5月14日以来で、今年9日目。
4隻は「海警2301」「海警2302」「海警2102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。尖閣周辺で中国艦船が確認されるのは48日連続となった。