「困窮者を支援したい」 県商工会女連会長に浦内氏 きょう就任祝賀会

「精いっぱい会長の職を全うする」と語る浦内新会長=4日、メイクマン石垣店
「精いっぱい会長の職を全うする」と語る浦内新会長=4日、メイクマン石垣店

沖縄県商工会女性部連合会の会長にこのほど、石垣市在住の浦内由美子氏(57)が選任された。先島地区からは初の選出となる。「離島の人々のためにも、精いっぱい会長の職を全うする」と話し、任期に向け意欲を見せている。
浦内氏は八重山高校を経て、東京の短大を卒業し21歳の時に島に戻り、父・大浜寛祥さんが社長の㈱石垣エスエスグループに就職。20年前、36歳になった頃に市商工会女性部に加入した。その後、市女性部長を3期務め、中断していた社交ダンスパーティーを再開させるなど数々の実績を残した。
「商工会に入ってさまざまな繋がりができて、私の人生は変わった」と、これまでを笑顔で振り返る。
2016年から県女連で副会長を2期にわたって歴任した。
県女連会長として、今後は「困っている人に手を差し伸べる」をモットーに、女性の支援策を次々と打ち出していく予定だという。
「ヤングケアラーや生理用ナプキンが買えない問題など、石垣で様々な課題を見てきた。女性が地域、家庭の中で太陽であるために、地元に恩返しができる方法を考える」と語る。
また、商工会員は増えているものの、女性部員が減少傾向にある「反比例現象」を打破するために、部員拡大に向け広報活動の強化などを行っていく方針を示した。
「離島から県の仕事に参加するためには、家族や職場の理解が必要。感謝の気持ちを忘れずに頑張ります」と決意を新たにした。
浦内氏の県女連会長就任祝賀会は5日午後7時から、市内の南の美ら花ホテルミヤヒラで開かれる。

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