中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船に接近

 第十一管区海上保安本部によると、5日午前4時33分ごろ、中国海警局の艦船「海警1302」「海警1401」の2隻が石垣市の尖閣諸島周辺海域で領海に侵入。周辺を航行する日本漁船1隻に近づこうとする動きを見せた。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは6月23日以来で、今年15日目。
 4日には中国軍艦が2018年6月以来、4年ぶりに尖閣周辺の接続水域を航行したばかり。領海侵入した中国艦船は尖閣周辺で日本漁船の操業を妨害し、自国の尖閣領有権を主張する狙いがあると見られる。中国の挑発行為激化で、尖閣周辺の緊張が高まっている現状が浮き彫りになった。
 日本漁船は9・7㌧で3人が乗船。関係者によると県内から出港した漁業者と見られる。
 5日午後3時現在、漁船は魚釣島の西南西約12㌔の領海内で操業しており、領海侵入した中国艦船2隻が周辺を航行。海保が漁船の周辺に巡視船を配置し、漁業者の安全を確保している。
 接続水域では「海警1102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」が航行している。尖閣周辺で中国艦船が確認されるのは81日連続。

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