尖閣周辺、侵入2日目に 中国船、日本漁船を追跡

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺では6日午後3時現在、中国海警局の艦船「海警1302」「海警1401」が魚釣島周辺で領海侵入を続けている。尖閣周辺での中国艦船の領海侵入は2日連続で、今年に入り16日目。
 2隻は5日午前4時33分ごろ領海に侵入した。周辺で操業する日本漁船を追跡していると見られ、海保が漁船の周辺に巡視船を配置して漁業者の安全を確保している。
 漁船は午後3時現在、魚釣島の西南西約12㌔の領海内におり、県内から出港した漁業者3人が乗船していると見られる。
 中国外務省の報道官は5日の記者会見で、尖閣周辺で航行する中国艦船の動きについて「日本の右翼漁船に対する法執行だ」と表明。尖閣周辺で操業するすべての日本漁船を「右翼」と決めつけ、操業を妨害する構えを見せている。
 尖閣周辺の領海外側にある接続水域でも「海警1102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」が航行を続けている。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは82日連続。

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