尖閣周辺、中国船の侵入3日目 日本漁船接近

第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺では7日も中国海警局の艦船「海警1302」「海警1401」が領海侵入を続け、周辺で操業する日本漁船に近づこうとする動きを見せている。中国艦船が尖閣周辺での領海侵入するのは3日連続で、今年17日目。
漁船は同日午後3時現在、南小島の南東約4㌔の領海内で操業している。海保が漁船の周辺に巡視船を配置し、中国艦船の接近を阻止している。
11管によると、2隻は5日午前4時35分ごろ、日本漁船1隻を追うように領海に入り、その後も漁船の動きに合わせて航行。海保が周囲に巡視船を配備し、領海から出るよう警告している。
尖閣周辺の領海外側にある接続水域では「海警1302」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」が航行を続けている。尖閣周辺で中国艦船が確認されるのは83日連続。

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