石垣市は10日午前6時6分の暴風警報発表を受け、石垣市健康福祉センターを避難所として開放。台風8号への危機感から市民らが朝早くから利用を始めた。「昼より夜の台風が怖い」とつぶやく避難者たちは、激しい風雨のなか不安な一夜を過ごした。
利用者は集団検診ホールや廊下、玄関付近などを利用して休息。スマートフォンや読書、睡眠を取りながら台風が過ぎ去るのを待っていた。
パートナーと共に避難所入りした川平在住の男性(38)は、川平小中学校を避難先に選ばず、石垣市健康福祉センターを利用した。愛犬と一緒に過ごせることが理由。
石垣市に移住して1年半という同男性は「大きい台風が来ると聞いていた。自宅が海の近くなので浸水したら困る」と避難理由を語った。懸念事項は台風後の生活。「停電が怖い。ネットで仕事をしているので台風が過ぎたあとが不安だ」と話した。
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