非常に強い台風第8号は10日午後7時現在、石垣島の北北東約90㌔にあり、強い勢力を維持したまま先島諸島に接近した。八重山地方は同日午後、暴風域に入り、夜には台風が最接近。石垣市は北部地区に初の避難勧告を出すなど、住民に警戒を呼び掛けた。石垣島地方気象台によると、西表島大原では午後6時5分、最大瞬間風速40・2㍍を観測した。
石垣空港発着便、石垣島と各離島を結ぶ航路は全便欠航し、住民生活や観光産業に大きな影響が出た。農作物の被害も懸念される。
八重山地方が台風の暴風域を抜けるのは11日朝になる見込み。
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