食肉センター業務停止 職員がコロナ感染、あす再開 牛などと畜ストップ

職員の新型コロナウイルス感染が相次いだため、業務を停止した八重山食肉センター=19日午後

 株式会社八重山食肉センター(代表取締役社長・中山義隆石垣市長)の職員に新型コロナウイルス感染が相次いで確認されたため、同社は19日から、急きょ業務を停止した。現在、他の職員のPCR検査を進めており、21日に業務の一部再開を予定している。19日は牛などのと畜が前面ストップ。いったん搬入させた牛を農家に引き取らせる対応を取ったため、農家からは「もっと早く連絡すべきだ」などと不満の声が上がった。

 同センターによると、16日~18日にかけ、違う部署の職員計3人の感染が相次いで判明。連休明けの19日朝、出勤した職員が対応を協議し「このままだと安全にと畜ができない」として19日の業務停止を決めた。20日も引き続き業務を停止する。
 感染が確認された職員以外にも、同センター以外の場所で濃厚接触者になるなどとして欠勤している職員が3~4人いるという。
 同センターは今後、検査で陰性が確認された職員のみ出勤させるが、人員不足のため業務を制限。21日は牛のみ、12頭を上限にと畜を行う。緊急と畜には対応しない。
 22日は通常通り小動物のと畜を行う。25日以降は通常業務を予定している。同センターは「生産農家や関係者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします」としている。
 同センターに19日朝、牛を搬入したあと、業務停止を理由に引き取りを求められた畜産農家は「コロナ感染は仕方のないことだが、職員が事前に検査を受けていたのなら、予兆はあったと思う。(同センター側から)その時点で業者に連絡をするべきで、対応が遅い」と不満を漏らした。
 精肉卸業者の一人は「食肉センターでと畜できなければ、今週末から在庫がなくなり、焼肉屋や居酒屋に納品できなくなってしまう。前もって連絡をくれれば、準備もできたはず。先手で情報を共有してくれないと死活問題だ」と批判。同センターの危機管理体制を疑問視した。

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