まいぞうくん

沖縄本島・北谷町北谷沖(写真1)。水深約10㍍の深さの海底に眠るのがインディアン・オーク号だ。イギリス東インド会社船籍だったオーク号が1840年に座礁・沈没。琉球王府の正史にも記録されている。

写真1


1984年に北谷町教育委員会が地元ダイバーの協力を得ながら調査をしたところ、銅板や銅釘、中国産青花(写真2)、ガラス瓶などが見つかり、回収した。行政が主体として行った沖縄県内初の海底遺跡調査にふさわしい成果となった。遺物は同町教育委員会に所蔵されており、一部は文化財展示室で見学が可能だ。

写真2


なお、座礁地の海岸であるアラハビーチには、インディアン・オーク号をモチーフにした船形の遊具が設置され、地元の人達に親しまれている。国内にいながら海外旅行気分が味わえるビーチとして人気のスポットだが、遊具に親しみつつ、遺物の見学するのも悪くないのでは?

地図

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