夕涼みライブや観望会 会場付近でライトダウン 500人が楽しむ 南の島の星まつり

きいやま商店のライブを楽しむ参加者=6日、南ぬ浜町緑地公園

南の島の星まつりのメインイベントとなる「夕涼みライブ&星講座・観望会」が6日夕、南ぬ浜町緑地公園で開催された。午後6時半の夕暮れ時からライブステージが始まり、池田真作さん、大石定治さん、きいやま商店が会場を盛り上げ、スペシャルゲストには歌手のナオト・インティライミさんが参加し、約500人を楽しませた。
南の島の星まつりは石垣市民や観光客に、星降る島、石垣島で見る天の川や夜空の魅力を満喫してもらい、科学的関心や自然環境への意識を育むことを目的に開催しており、ことしで21回目。
コロナ対策のためにライブ・観望会はチケット制で行われた。
実行委員長の中山義隆石垣市長(代読・川満誠一副市長)は「南の島のロマンあふれるイベントで星空の魅力を改めて感じていただき、自然環境保全についても考えてもらえたら」とあいさつした。
午後8時半からは会場周辺をライトダウンし、暗闇に包まれた中でNPO法人八重山星の会による星講座・観望会が行われた。
この日は月明りが明るく、事前に星空を撮影したものをスクリーンに映写しながら解説。スクリーンと星空を交互に見ながら観察した。持ち込んだシートに寝ころびながら星空を楽しむ家族連れの姿も見られた。
時折レーザーポイントで天体を指しながら月のクレーターや天の川に添って夏の大三角などを紹介した。
参加した50代男性は「久しぶりに屋外の音楽イベントに参加でき、星空も眺められてよかった。今後もこのようなイベントが少しずつ復活してくれたら」と願った。
南の島の星まつりは7月30日から8月7日までの9日間行われている。7日には市民会館大ホールで午後2時から国立天文台の吉田道利副台長による講演「金銀プラチナ、ブラックホール」も行われる。

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