第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の艦船「海警1102」「海警1302」は16日も領海内で航行し、大正島南西約10㌔で操業している日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せている。中国艦船による尖閣周辺での領海侵入は3日連続で、今年24日目。
漁船には3人が乗船しており、海保が漁船の周辺に巡視船を配備して漁業者の安全を確保している。
領海外側の接続水域では「海警1103」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1303」が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは123日連続。