第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海外側にある接続水域に6日午後8時半ごろ、中国海警局の艦船4隻が相次いで入った。4隻は、7日も2日連続して接続水域内での航行を続けている。
4隻は「海警1102」「海警1302」「海警1103」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1303」。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。
中国艦船は、尖閣周辺で8月31日まで138日連続で航行を続けていたが、台風11号が接近したため接続水域を出ていた。台風が遠ざかったことを受け、7日ぶりに周辺での航行を再開したと見られる。