第十一管区海上保安本部によると、7日午前10時ごろから、石垣市の尖閣諸島・魚釣島北西で中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入。約2時間後の午後零時ごろまでに魚釣島南から領海を出た。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは1日以来で、今年29日目。
4隻は「海警2301」「海警2302」「海警2502」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」。海保の巡視船が領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行った。
4隻は午後3時現在、南小島周辺の接続水域を航行している。中国艦船が尖閣周辺を航行するのは23日連続。