中国船が領海侵入 尖閣周辺、今年30日目

 尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海に12日、中国海警局の船2隻が侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは10月7日以来で、今年30日目。政府は、首相官邸の危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸対策室に改組した。
 第十一管区海上保安本部(那覇)によると、2隻は「海警1102」「海警1302」。「海警1302」が午前8時10分ごろ、日本漁船1隻の動きに合わせて領海に侵入。午後0時5分ごろには「海警1102」が侵入した。海保が漁船の周囲に巡視船を配備し、領海から出るよう警告した。
 領海外側の接続水域でも12日、機関砲のようなものを搭載した別の中国船「海警1304」の航行を確認した。接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されるのは10日連続となった。

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