きょうから「島グルメアワード」 53店舗参加、食の魅力発信

島グルメアワード2022をアピールする関係者(左から大野支部長、中山市長、佐藤取締役、宮脇支店長)=28日午後、市役所

 石垣市は28日、八重山の飲食店53店舗が参加し、来店した市民や観光客がお気に入りの店を投票できるイベント「島グルメアワード2022」を29日から開催すると発表した。期間は来年1月29日まで。八重山産品を広くアピールするとともに、オフシーズンとなる冬場の観光誘客を活発化させる狙いがある。

 島グルメアワードは、八重山の「食」の魅力を市民や観光客にも知ってもらうため開催されるイベント。観光庁の「看板商品の創出事業」として実施される。ANA(全日空)が事業を請け負い、抽選で投票者にANAの旅行券などが当たる。企画運営は株式会社カヤックが行う。
 市内の事業所に関連冊子6000部を配布。専用サイトを開設し、SNSでも周知する。
 投票方法は➀専用応募用紙➁ウェブサイト➂QRコード➃地域通貨「まーる」アプリのいずれか。投票は1月30日で締め切り、抽選発表は来年2月上旬を予定する。
 参加する飲食店は、島産の牛肉、豚肉、ヤギ肉、イノシシ肉などを扱う店舗。このうち、13店舗は期間限定メニューを用意する。
 カヤックは、島グルメアワードに合わせ、畜産農家や加工業者、猟師、観光地などを取材した特集記事も冊子やサイトに掲載する。佐藤ひろこ取締役は「生産者の思いを知り、食の知識が深まるよう特集した。(八重山産品について)観光客だけでなく、市民にも知ってもらえる機会になれば」と期待した。
 中山義隆市長は「観光客の誘客につなげたい。市民も多くの飲食店に来店してほしい」、県飲食業生活衛生同業組合の大野等八重山支部長は「観光オフシーズンに、食で観光客を呼べれば」と期待を込めた。ANA石垣八重山支店の宮脇秀至支店長は「グルメを活用しANAも誘客に貢献したい」と力を込めた。

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