中国船2隻、領海内で交代 尖閣周辺、接続水域でも

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の艦船2隻は23日午前8時過ぎ、新たに領海に入った他の2隻と交代した。周辺で操業する日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せながら、領海侵入を継続している。
 新たに領海に入ったのは「海警1301」「海警1401」。
 先に領海に入った「海警2301」「海警2502」は午前9時過ぎに領海を出たあと、午前10時過ぎに領海外側の接続水域も出た。
 日本漁船には2人が乗船しており、海保が周辺に巡視船を配置して安全を確保している。
 尖閣周辺の接続水域では23日午前11時ごろまでに、それまで航行していた「海警2102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2103」の2隻が「海警1302」と「海警1304」に交代した。「海警1304」は機関砲らしきものを搭載している。

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