中国船、72時間余領海に 尖閣周辺、8日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入していた中国海警局の艦船「海警1301」「海警1401」の2隻は25日午前10時過ぎ、相次いで領海外側の接続水域に出た。侵入時間は72時間45分で、2012年9月の尖閣国有化以降で最長となった。
 中国艦船「海警2301」「海警2502」は22日午前9時34分ごろ、日本漁船を追って領海に侵入。23日には新たに領海侵入した「海警1301」「海警1401」が最初の2隻と交代し、操業する日本漁船に接近しようとする動きを見せていた。
 26日午後3時現在、接続水域ではこの2隻と「海警1302」「海警1304」が航行している。「海警1304」は機関砲らしきものを搭載している。中国海警局の艦船が尖閣周辺を航行するのは8日連続。

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