石垣島マラソン3140人が完走 男子・川内、女子東江V

第20回石垣島マラソンのフル、ハーフが午前8時半に一斉にスタートした=15日、石垣市中央運動公園

 第20回石垣島マラソン(主催・石垣市、石垣市教育委員会、石垣市体育協会)が15日、石垣市中央運動公園を発着点にフル、ハーフ、10㌔の3コースで行われ、フル男子はゲストランナーで川内優輝(35)=あいおいニッセイ同和損保所属=、フル女子は東江那津(45)=西原町=が共に初優勝を果たした。川内は大会新記録となる2時間18分05秒の記録を樹立。大会には全国各地から3コースに3252人が出場し、3140人が完走。完走率は96・6%だった。

 1261人が参加したフルでは、男子は序盤から川内がトップを独走。ペースを維持し、そのまま1位で完走した。同女子の東江は26㌔付近までは3、4番手を維持しながら前半はあせらずにレースを進め、30㌔付近で前に出てから、トップに躍り出るとそのままゴールテープを切った。
 876人が参加したハーフで男子は新井龍(34)=東京都港区=、女子は横尾奈月(40)=真栄里=がそれぞれ初優勝。1115人が参加した10㌔では二瓶広太郎(27)=弘前市=が初出場で初優勝、女子はアメリカ人のウォング・マリア(30代)=目黒区=が栄冠を勝ち取った。
 石垣島気象台によると、石垣島のこの日の天気は曇り所により雨で、スタート前後の午前9時の気温は20・4度、湿度86%、北北東の風7・4㍍で少し風が強く、肌寒さはあるが走りやすい気候だった。
 沿道からはランナーを応援しようと太鼓や旗を持って声援を送り、エイドステーションでは地元の中学生や一般ボランティアが総出で献身的にランナーのケアを行った。
 大会のスターターは石垣市出身のシンガーソングライター成底ゆう子さんが務め、スタート前に「ダイナミック琉球」を披露し、高らかに号砲を打ち鳴らした。完走者には完走記念メダルと完走証が贈られた。
 公園内には自衛隊第15旅団が地域支援の一環で疲れた体を癒す「入浴支援セット」を設置した。

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