八重高カラーガード全国へ 29日に向け、最終リハ

「特に力を入れて練習した」というラストシーン=21日、八重高

八重山高校カラーガード部は、29日に東京都の駒澤オリンピック公園総合運動場で行われる第6回カラーガード・マーチングパーカッション全国大会に出場する。県予選にあたる昨年のマーチングインおきなわで最高賞の「金賞」を受賞し、全国大会への切符を手にした同部は21日、大会を想定し最終リハーサルを実施した。
八重高の体育館に保護者や同級生を招き、本番で踊る「ライフ」という演目を披露した。
金色のフラッグが宙に舞い、ドレスに身を包んだ19人の美しい部員が一糸乱れず演舞すると、会場は万雷の拍手に包まれた。入部希望の中学3年生たちは「鳥肌がすごい」「感動して泣けてきた」などと驚きを口にし合った。
部長の池澤華さん(2年)は「全国1位を取りに行く。この大会が最後になるメンバーもいるから」と強調。全員でのダンスは、息を合わせようと特に力を入れて練習したといい「迫力が出てきたと思う」と自信を見せた。
リハーサル前には、本番並みの緊張感の中で通し練習を行った。OBの外部コーチたちがわずかな問題点を見つけて指摘。そのうちの1人、長渡英恵(はなえ)さん(26)はメガホンを手に檄(げき)を飛ばし続けた。
長渡さんは「気持ちにムラを出さず、盛り上げてほしい。『絶対に1位になるんだ』と思えば、できる。あなたたちは上手になった」とエールを送った。

関連記事

八重山日報公式 X(Twitter)

フォローする

ユーグレナ シルバー人材センター たびらいレンタカー ecovillage アイン薬局 ひとし眼科 嶺井第一病院 とみやま耳鼻咽喉科 ヒデ整形クリニック
ページ上部へ戻る