石垣市は25日午後、27、28日に予定していた尖閣諸島周辺海域の調査について、調査船の出港を28日以降に延期することを決めた。全国で影響が拡大する寒波による天候不良を受け、延期する。
調査は、SDGsの目標である海洋保全を図る目的で実施される。東海大学の協力で中山義隆市長や市議6人、市職員、報道関係者が参加する予定。
漂着ごみや気候変動の影響を受ける尖閣諸島と周辺海域の最新データを集積。景観調査も行い、地形や植生などを把握する。
調査地域は石垣島北西海域と尖閣諸島周辺海域。魚影や海洋、周辺海域の外観(景観)をそれぞれ調査する。外観調査にはドローンも活用する予定。