石垣市は26日、27、28日に予定していた尖閣諸島周辺海域の調査について、調査船の出港を29日に延期することを決めた。全国で影響が拡大する寒波などで、天候不良が続き延期する。
市は25日、天候不良で出港日を1日遅らせ、28日以降としたが、悪天候の影響が続くため、さらに1日遅らせる。現地調査の日程は、予備日として設定した29、30日となる。
調査は、東海大学の協力で中山義隆市長や市議6人、市職員、報道関係者、約40人が参加する予定。尖閣諸島と周辺海域の最新データを集積し景観調査として地形や植生なども把握する。
調査地域は石垣島北西海域と尖閣諸島周辺海域。魚影や海洋、周辺海域の外観(景観)をそれぞれ調査する。外観調査にはドローンも活用する予定。