八重高が初の日本一 カラーガード全国大会

新石垣空港に凱旋した八重高カラーガード部の皆さん=30日

 第6回カラーガード・マーチングパーカッション全国大会(主催・日本マーチングバンド協会)は29日、東京の駒澤オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、カラーガード高校部門に出場した八重山高校カラーガード部が最高賞となる「金賞」と、部門別最優秀賞を獲得し、初の日本一に輝いた。
 同部は12年連続で全国に出場。3年ぶりの現地での演舞となった今回は「Life」と題した演目を披露。白の衣装に身を包んだ部員たちが黄金色のフラッグとともに美しく舞った。会場は万雷の拍手に包まれ、審査員からも非常に高い評価を得た。
 翌30日に石垣に凱旋。黒島直人校長をはじめ、教職員や保護者が手製の横断幕を手に出迎えた。部長の池澤華さん(2年)は「地域や保護者の皆さんのサポートのおかげ。目標に至れてうれしい」と喜びを語った。本番では納得がいかなかった部分もあったと明かしつつも、「結果として日本一になれた。これからは『一番』のチームとして見られる。自覚をもって、感動を与えられるようなステージを届けたい」と決意を新たにした。
 メンバー唯一の3年生・新里彩南さんは「年長者として、技術や精神面でサポートができたと思う。最後はノーミスで終われてよかった」と笑顔で話した。
 

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