台北―石垣間のチャーター便(IT8736便)が10日午後、新石垣空港に到着した。11、12日に石垣島でキャンプ中の千葉ロッテマリーンズとの交流戦が予定されている楽天モンキーズの選手や関係者ら70人と一般ツアー客65人の計135人を出迎え、チャーター便就航歓迎セレモニーが開かれた。昨年、新石垣空港国際線ターミナルが増改築後に供用開始されてから初めての就航となる。
便は台湾初のLCC航空「タイガーエア」のIT8736便。A(エアバス)320機はタイガーエア楽天モンキーズ塗装で午後3時32分頃到着。国際線ターミナル到着口に 選手らが続々と現れると横断幕を持って拍手で出迎えた。
セレモニーでは楽天モンキーズのプー・ウェイチン球団代表、古久保健二ヘッドコーチ、チェン・ルイゼン二軍監督に花束を贈呈。中山義隆石垣市長は「長く続いた新型コロナの影響で国際線ターミナル供用開始後、受け入れは今日が初めて。記念すべき就航に親交の深い台湾からのチャーター便が選ばれたことをうれしく思う。明日からの2連戦も素晴らしい試合になることを期待している。台湾と石垣市の親交が深まることを祈念する」と歓迎のあいさつ。
楽天モンキーズのプー・ウェイチン球団代表は「石垣に来ることができ感謝している。コロナの影響で3年ぶりにやっと石垣島に来ることになった。コロナを抑えることができて交流戦を再開することができて感謝している。石垣島のみなさんに親切にしていただいた気持ちを忘れずに明日からの交流戦を良い試合になるように頑張りたい」と抱負を述べた。
千葉ロッテマリーンズと楽天モンキーズの試合「アジアゲートウェイ交流戦」は11、12日の午後1時から試合開始される。