男子野中、女子孫崎V 916人完走、3年ぶり開催 やまねこマラソン

一斉に出走したランナー=11日、上原小

 第28回竹富町やまねこマラソン大会(主催・町体育協会)は11日、上原小を発着点に白浜方面に向かうコースで行われ、23㌔部門で男子は野中悠生さん(25)=石垣市川平=が1時間24分22秒で、女子は孫崎虹奈さん(28)=神奈川県川崎市=が1時間52分3秒で優勝を果たした。それぞれ初優勝。

 10㌔男子は長田紀輝さん(37)=石垣市大川=、同女子は山口紗穂さん(22)=千葉市=が制した。中学生の3㌔は、男子は佐事伊央里君(波照間中3年)が、女子は大屋彩奈さん(川平中1年)が一着でゴールした。全体の完走者は916人、完走率は95・5%だった。
 新型コロナウイルスの影響による2度の中止をはさみ、2020年以来3年ぶりの開催となった今回は県内外から1111人(前回比252人減)がエントリー。このうち959人が出走した。先島からの申し込み者数は石垣市が最多で354人、竹富町が189人、宮古島市が13人と続いた。
 開会式で前泊正人大会長(竹富町長)は「しっかり大会への準備態勢が整った上で開催できた。自然を楽しみながら、町民と触れ合ってほしい」と呼びかけた。
 昨年の八重山中学大会で初の男女アベック優勝を果たした西表中駅伝チームから森朝斗君(3年)、和光眞彩さん(同)が力強く選手宣誓した後、前泊大会長が号砲を鳴らした。
 最高気温28度、湿度81%の厳しい暑さの中、1位を目指して真剣な面持ちで走ったり、コース内の大自然の写真を撮りながら走ったりと各々のペースでレースを楽しんだ。
 終了後には住吉地区の中野わいわいホールで打ち上げが行われ、ビールやおつまみを手に健闘をたたえ合った。余興では西表島出身の歌手・池田卓さんの特別ライブや上原小の児童によるデンサ節の演舞があった。

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