日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA、野口望代表取締役社長)は23日、26日に小松(石川県)―石垣路線のチャーター便を運航する。23日午後、小松空港からの直行便を利用した162人が新石垣空港に到着し、空港スタッフが横断幕や三線を奏でて歓迎した。
搭乗客は3泊4日のツアーで参加し、八重山諸島を観光する予定。移動するバスの乗車前にはミニペアシーサーとちんすこうの記念品も配布された。
初めて石垣島を訪れたという女性客は「朝、石川県は雪は降っていなかったが4~5度だったので、石垣島に着いて、とても暖かくてびっくり。3泊4日の日程を楽しみにしている」と笑顔を見せた。
小松―石垣便(JTA3241)は午前10時25分発の13時45分着。本来のルートである那覇空港乗り継ぎの便で来ると5、6時間はかかるが、直行便だと約3時間で到着する。
JTA八重山支社の玉城力支社長は「直行便でちょうど3時間で来られるのでお客様の利便性も良く、時間を有意義にご利用いただける。チャーター便で需要を喚起していきたい」と期待した。
昨年、福島からのチャーター便があり、4月にも新潟のチャーター便が予定されているという。