「平和外交で緊張緩和を」 玉城知事、米連邦議員らに訴え

訪米中の玉城デニー知事は8日、ワシントンで連邦議会議員3人と補佐官ら計7人と面談。軍事力増強を続ける中国を念頭に、平和外交と対話による緊張緩和、信頼醸成に取り組むよう米国政府に求めてほしいと訴えた。県が同日発表した。
県によると、面談したのはトッド・ヤング上院議員(共和党)、ジル・トクダ下院議員(民主党)、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員(同)ら。
知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する姿勢を説明し、在沖米軍基地の再編縮小も要請した。
各議員や補佐官からは「日米両政府は辺野古移設を唯一の解決策と言っているが、知事はどう考えているのか」「まずは事務所内で何ができるか考えたい」などといった発言があった。
台湾有事の懸念に関しては「一つの中国の原則を否定する者は誰もいない」「現状を変えるのであれば中国であり、米国が現状を変えようとしていると見られてはいけない」といった指摘が出た。
PFOS(ピーフォス)問題に関しては「現在議会でも議論しているところであり、タイミングとしてはちょうどよい」「軍事委員会とも相談し、調査できるか検討したい」と前向きな回答があったという。

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