ATM感覚で納税可能に 与那国、県内離島で初

与那国町が導入する税公金ステーション=27日、町役場1階

 与那国町役場では納税や証明書発行の業務を簡素化するため、ATMと同じ感覚で公金の入金ができる税公金ステーションを導入した。町役場1階の入口に設置され、4月3日の本稼働を前に3月下旬から試験運用を行っている。県内の離島市町村で町役場に設置するのは与那国町が初めて。

 町民が税公金ステーションに納付書を入れると税額などが表示され、入金すると納税が完了する。領収書も発行される。
 住民表や納税証明書、戸籍謄本の取り寄せなど、各種行政文書の発行に必要な手数料の支払いもステーションで可能。町民は発行された引換券を持ち、各課の窓口に提出すれば書類が発行される。
 ステーションは1台700万円で、町は非接触型で受け付け業務ができるステーションとして国の新型コロナ対応臨時交付金を活用した。
 町総務課税務係の稲藏杉作課長補佐は、町職員の人員不足などを挙げ「町役場の業務負担軽減になる。現金の計算ミスなども防げる」と強調した。
 

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