中国船4隻が領海侵入 操業中の日本漁船接近

第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で30日午前11時過ぎ、中国海警局の艦船4隻が相次いで領海侵入し、周辺を航行する日本漁船3隻に近づこうとする動きを見せた。尖閣周辺で中国艦船が領海侵入するのは24日以来で、今年に入り11件、8日目。
日本漁船は6・6㌧、9・7㌧、4・9㌧で、それぞれ3人、2人、2人が乗船。午後3時現在、魚釣島の西南西約7㌔の領海内で操業している。
中国艦船は「海警1102」「海警1301」「海警1401」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」、海保が漁船の周辺に巡視船を配置し、中国艦船を近づかせないよう警戒し、乗組員の安全を確保している。

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