第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺海域では1日午後8時半現在、中国海警局の艦船3隻が領海内に侵入、1隻が接続水域内を航行し、周辺で操業する日本漁船に近づこうとする動きをみせている。中国艦船の領海侵入は3日連続で、ことし10日目。
領海侵入しているのは、「海警1301」「海警1401」と機関砲らしきものを搭載した「海警1305」。海保が漁船の周辺に巡視船を配置し、中国艦船を近づかせないよう警戒し、乗組員の安全を確保。中国艦船に領海から出るよう警告している。「海警1102」も領海に侵入したが、午後8時24分に領海から退去した。巡視船が監視警戒している。
領海外側にある接続水域を含め中国艦船が航行するのは66日連続。