山本(男子)、松本(女子)が優勝 1020人完走、リレー高校生V 石垣島トライアスロン大会

石垣島トライアスロン大会2023でスタートの合図後、海に飛び込む選手ら=9日、南ぬ浜町人工ビーチ

 石垣島トライアスロン大会2023・第9回八重山郡トライアスロン大会(主催・同大会実行委員会)が9日、南ぬ浜町をスタート・フィニッシュ地点に開催された。エイジ部門に890人が参加し、総合男子は山本淳一(49)=千葉県=が3大会ぶり2回目の優勝、総合女子では松本文佳(27)=佐賀県=が初優勝を果たした。リレー部門には66チーム、198人が出走し、HSS2006(西川遥介・畑祐太郎・森下翔太)の高校生チームが初優勝を果たした。エイジ・リレー合わせ1088人が出場し、1020人が完走。完走率は93・8%だった。

 石垣島気象台によるとこの日の天気は晴れ。スタートの午前8時時点の気温は19・1度で日が高くなるにつれ、気温も23・5度まで上昇した。風速は北北東の風2・7㍍で、日差しがある中では少し暑い気候でのレースとなった。
 今大会はスイムの出走前にオープニングセレモニーが行われ、大会名誉会長の中山義隆石垣市長あいさつの後、午前8時のスタートの号砲に続いて選手たちが続々と出走した。
 総合男子で優勝した、山本はスイム、ラン、バイクで独走状態をキープ。2位と4分26秒差をつけて2019年の3大会ぶり2回目の栄冠を勝ち取った。
 総合女子では松本文佳が2回目の出場で2時間18分46秒の記録でゴール。スイム、バイク、ランを1人ずつ走るリレーでは、高校生チームのHSS2006が1時間59分54秒で、エイジ1位よりも早いタイムを叩き出し、初優勝した。
 今回から新型コロナの影響で縮小していた一般来場エリアを開放し、スイムの出発エリアや南ぬ浜緑地公園内のゴール地点にも大勢の市民が訪れた。
 バイク40㌔の各沿道では、地域住民らが声援を送った。市内には交通規制が敷かれ、路地にはボランティアスタッフが立って献身的に選手をサポートした。
 今大会から新型コロナで中止されていた表彰式も再開され、完走した選手たちとともにトライアスロンができる喜びを分かち合い、入賞した選手らをたたえた。

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