玉城知事、7月訪中検討 国家指導者と面会か

玉城デニー知事は14日の記者会見で、7月上旬に訪中を検討していると発表した。日本国際貿易促進協会(国貿促、会長・河野洋平元衆院議長)の訪中団の一員としてか、単独で行くか調整中。国貿促によると、訪中団に参加した場合、中国政府の国家指導者と面会する可能性がある。
国貿促は中国との貿易促進を目的にした団体で、河野氏を団長に第46回訪中団の派遣を検討している。日程は7月3日から同6日まで。北京で国家指導者に面会するほか、中国政府商務部との交流、セミナー開催なども計画されているという。
国貿促は、新型コロナウイルス禍から回復で日中の国際交流が再開する中、初の日本経済大型ミッションとして訪中団を派遣するとしている。中国側は自国の経済運営や経済協力に関する具体的な政策などを説明する見通し。
玉城氏は記者会見で「コロナ後初めての訪中だ。沖縄県からの提案内容は、経済復興を見据え、文化交流の再開と発展を念頭に内容を今後詰めていきたい」と述べた。
玉城氏は2019年4月に同協会の一員として訪中し胡春華副首相(当時)と面会している。

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