クルーズ船「MSCベリッシマ」(全長315・8㍍、約17万㌧、マルタ船籍)が3日午前、石垣市南ぬ浜町の新港クルーズ岸壁に初寄港した。17万㌧級のクルーズ船寄港は初めてで、石垣島で迎えた過去最大級のクルーズ船となる。乗客4659人は出迎えの大型バスで市街地へ向かい、買い物や観光を楽しんだ。
同日午後、船内で初寄港式が行われ、石垣市の嶋田廉企画部長は「初寄港を心より歓迎する。乗客の皆様には自然、食、文化についても楽しんでいただき、石垣島滞在が旅の良い思い出となれば」と歓迎した。
MSCベリッシマのナウロ・マレスカ船長は「日本には何度も来た経験がありますが、こんな美しい島は初めて。MSCグループは今、大きく成長しているグループで、これからもたくさんの新しいプロジェクトを企画している。島々に向けたプロジェクトができたら」と話した。
ミス八重山の大嵩凜佳さんから花束の贈呈もあった。
同船は午前10時に入港し、午後9時ごろ台湾の基隆港へ向かった。