中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺、今年13日目

第十一管区海上保安本部によると、11日午前2時56分ごろ、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に、中国海警局の艦船「海警1302」が、南小島南東から侵入。午前3時32分ごろには「海警1102」が魚釣島南から侵入した。
同日午後3時現在、南小島の南東の領海内で日本漁船1隻(9・1㌧、乗員2人)、魚釣島の西南西の領海内で日本漁船1隻(4・9㌧、乗員2人)が操業している。海保の巡視船が領海内の中国艦船に対し、領海からの退去を求め、、進路規制を実施するなど日本漁船に近づかないよう警戒している。中国船による領海侵入は4月26日以来で、今年13日目。
尖閣周辺にある領海外側の接続水域では「海警1103」と機関砲らしきものを搭載した「海警1108」が航行しており、巡視船が領海に侵入しないよう警告している。
中国艦船が尖閣周辺を航行するのは106日連続。

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