中国船、領海からは退去 尖閣周辺で107日連続

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に侵入していた中国海警局の艦船「海警1302」と「海警1102」は12日午後1時40分ごろ、相次いで領海から退去した。
 同日午前9時現在、領海内では日本漁船1隻(4・9トン、乗員2人)が操業していた。海保の巡視船が漁船に近づかないよう、警戒し安全を確保した。
 「海警1302」は同日午後3時前、南小島南で接続水域から出域。午後3時現在、接続水域では「海警1102」「海警1103」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1108」の3隻が航行している。
 中国船が領海侵入したのは2日連続で、今年14日目。接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されたのは107日連続となった。

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