八重山病院でクラスター 新型コロナ、緊急性低い手術や検査延期

県立八重山病院(和氣亨院長)は18日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、緊急性の低い手術・検査を当面の間延期すると明らかにした。緊急手術・緊急検査のみ対応を行う。17日時点で入院中の患者の感染はないという。同院では18日、特定の部署の職員とその関係者合わせて8人が新型コロナに罹患したことが判明。感染は一連のものと考えられることから、病院事業局に対し、クラスター発生を報告した。
この部署では職員不足となったため、予定していたカテーテル検査、内視鏡検査など、緊急でない手術の入院を中止する。緊急手術や緊急検査のみ対応する。
和氣院長は「皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけして申し訳ない。今後の院内の終息までの間、適時病院ホームぺージでご報告申し上げます」とコメントした。

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