中国船が領海侵入 尖閣周辺、今年15日目

 第十一管区海上保安本部によると、20日午後零時17分ごろから中国海警局の艦船「海警1302」と「海警1102」が、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に相次ぎ侵入した。午後3時現在、領海に留まっている。周辺では日本漁船1隻(9・1トン、乗員3人)が操業しており、海保の巡視船が漁船に近づかないよう、領海からの退去要求や、進路規制を繰り返し実施している。中国船による尖閣周辺の領海侵入は、12日以来で今年15日目。
 領海外側の接続水域でも「海警1103」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1108」が航行している。接続水域を含め尖閣周辺で中国船が航行するのは115日連続。巡視船が領海に侵入しないよう警告している。

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